コットンのバフクロス素材を使用したビッグハリントンジャケットです。全体的にゆとりのあるパターン設計で、素材の持つ保形性とハリ感が融合することで、ダイナミックで立体感のあるシルエットを生み出しています。襟はやや高めのハイネック仕様で、首回りのラインをシャープで洗練された印象に仕上げています。フロントのファスナーはムシ隠し仕様でミニマルな佇まいとなっております。肩はラグランスリーブですっきりとさせ、袖は重力に従ってまっすぐに落ちる設計となっており、アームホールに無駄なしわがなくバストの抱きが美しく見えるTHE RERACS独自のデザインとなっています。袖丈は長めの設定で、袖口のタックによりボリュームが形成され、袖全体に美しいラインを付与します。耐久性と形状保形にも優れた、上品で存在感のある一着です。
太番手のコットンを高密度で織り上げたバフクロスを使用し、シャトル織機を使用しゆっくりと織り上げられた素材。もともと馬布と呼ばれる乗馬の際に使用されていた強度の高い綿織物が語源となっており、非常に丈夫く摩擦に強い高密度な素材です。使い込むと柔らかい風合いに変化していきます。シンプルなワッシャー加工のみで仕上げ綿本来の風合いを最大に活かしています。 カード糸とコーマ糸を組み合わせ、糸の毛羽を巻き込みながら高密度に織り上げ一般的な設計より一格上の 密度を感じられる風合い。びっしりとしたハリ感がありながらもしなやかさを併せ持ったカジュアルなRERACSオリジナル素材となっております。
襟元は通常通り立てて着用する他に、折り返してブルゾンのようにも着用することができます。ハリや立体性のある素材と緻密なパターン設計により作られたラグランスリーブは、肩回りから袖先にかけて自然に落ちるシルエットを形成しています。
両脇後ろ側にタックを入れることで後ろ身頃がブラウジングされ、丸みのあるシルエットを形成しています。長めの袖丈によってカフス周りがブラウジングされ、ボリュームをもたせたシルエットを演出しています。首元や袖口に設置したドット釦は16.8mmの大きめサイズを使用しております。
THE RERACS REJK-211-J
COTTON100%
MODEL：177cm / -kg / fittingsize：48
size 46 着丈68cm 身幅80cm 裄丈90cm
size 48 着丈70cm 身幅82cm 裄丈92cm
THE RERACS
2010年デビューのジャパニーズブランド「THE RERACS(ザ・リラクス)」。
デザイナーの倉橋直実氏は、セレクトショップ勤務中にパターンメイキングやテキスタイルを学び、その後ブランド活動をスタート。
ベーシックでありながらも既成概念に捉われず、時代に合ったシルエットや素材を追求しながら、着る人に依存する、着る人を美しくするデザインを提案している。
