アメリカ空軍のラインマンが着ていたジャケットをベースに作成。ラインマンとは飛行機が着陸する
時に地上から指示を出す人たちのことで、腕をあげる動作をするので服の可動域がとても広く、後ろ
身頃と袖が一続きになったパターンカッティングが特徴です。
構造線は巻き縫い仕様にすることで、自然なパッカリングを生みだし、尚且つ服の強度を高め、長く着ていただけるように仕立てています。
素材はギザ綿のみを使用した、高密度シルナシウェザーになります。
ギザ綿はエジプト・ナイル川の豊かな水と太陽が作り出す、シルクような光沢とカシミヤのような肌触りの特別なコットンです。
一般的に綿花は機械で採っていくのですが、綿花を傷めず収穫出来る様に一つ一つ手摘みしています。
1万キロを旅して日本に来たギザ綿のワタを国内で紡績して、糸を引っ張らず低速のシャトル織機で織り上げています。
染料のみ使用しシルケットはかけず最小限の薬品使用にしています。